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チタンカップ「所さんのニッポンの出番」で紹介!新潟燕市セブンセブン [メイド・イン・ニッポンの凄技!!]

今回も、メイド・イン・ニッポンの凄技
をご紹介いたします。


それは・・・チタンカップ!!
それも・・・真空!!


「所さんのニッポンの出番」でも紹介
されました。




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この真空チタンカップを世界で初めて
開発・製造に成功した会社が、

新潟県燕市にある(株)セブンセブン

新潟県燕市と言えば、洋食器の町
として有名ですよね。


その洋食器の町で生まれた
このチタンカップ・・・。

そんじょそこらのカップとは
訳が違うんですから!!

チタンカップ.jpg
チタンカップ2.jpg
引用元:http://goo.gl/1HkYrf

その凄さはこの後じっくりと
ご紹介しますので。



まずはですね、
どういう経緯を経てですね、
こんな素晴らしい製品が
この世に誕生したのか?っと
いうあたりを、先にご紹介しますね。


株式会社セブンセブンの澁木社長の
以前からの思いは、
「ステンレス鋼を応用した製品で
人々の生活を豊かにしたい」
でした。


やっぱり日ごろから考えている事が
素晴らしいですよね!!

私なんか日ごろ何を考えているかって
言えば、「今晩、何食べようかな?」
とか、「今度の休みは何しようかな?」
そんな程度ですもの~~。


そんな素晴らしいお考えの社長さんの
元で働いていらっしゃる社員の方々も
また、立派な方々なんですよ。


ある日、2人の製造工程責任者の方が、
「我が社には中空(二重構造の中に
空気が入っている状態)のチタンカップ
の製造実績はあるが、このチタンカップ
を真空仕様で実現したら、世界で初!!
我が社だけの独自の商品となる!!
何とか、実現できないだろうか?」という
雑談からはじまったのです。


他人がやってない事に着目する、
そこに問題意識を持っていく事。


やっぱり、そこら辺りなんでしょうね。




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それから、お二人の試作を重ねる日は
続いたのでした。


開発のコンセプトは、

『お酒を美味しく飲むためのタンブラー』


「世界初」を我が社から生み出そうと
ベンチャー精神で新開発に取り組んでくれ、
その夢を実現してくれた職人、社員には
感謝しています・・・と社長さんの言葉。


いいお話です。



ハイッ!!・・・


それでは・・・


いいお話をお伝えしたところで・・・



真空チタンカップの”凄さ!!”も
ご紹介いたします!!


このカップ、普通のグラスに比べて
3~6倍の保温性・保冷性があるんです。

★保冷性の凄さ★

氷をチタンカップに入れて、一晩放置
(常温)しても朝まで氷が残って
いるんです!!


そして、もうひとつ!!


チタンカップに氷を入れて、
ガスバーナーでカップの表面を炙っても
氷が解けないんです!!

カップの表面は熱くて触れないのに、
カップの内側は冷たいのです!!


★保温性の凄さ★

氷とは真逆の、「お湯」をカップに
入れて放置しても、長時間冷めないで
”あっちっちっ!!”なんです!!


この素晴らしいカップは、
2015年2月英国王室のウィリアム王子
が来日された際、お土産として贈呈された
んです。


ウィリアム皇子も、さぞこのカップの
凄さに驚いたのではないでしょうか?



これぞ・・・メイド・イン・ニッポンの
凄技!!



これからも、人々の生活が豊かになる
製品をどんどん開発して頂けることを
切に願うのでした。


なんだか・・・ビール呑みたく
なっちゃいました~~!!




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ガラスペン「所さんのニッポンの出番」で紹介!東京台東区佐瀬工業所 [メイド・イン・ニッポンの凄技!!]

メイド・イン・ニッポンの凄技に、
感服致しました!!


その品は・・・『ガラスペン』!!

ガラスペン.jpg
引用先:http://goo.gl/kTjbCI


恥ずかしながら私、「所さんのニッポン
の出番」という番組を見るまでは
「ガラスペン」の存在すら知らなかった
んです。


番組で紹介された方は、東京都台東区
にある、佐瀬工業所の佐瀬勇さん。


1本1本丁寧に手作りなんですよ。
それも、とっても繊細なお仕事!!


そして、とっても美しい!!




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それではここで、

今回も《ガラスペン》について
お勉強のお時間ですよ~~~!!



そもそも、ガラスペンは明治35年に
風鈴職人の佐々木定次郎さんによって
日本で開発された筆記用具なんです。


このガラスペンの書き味の滑らかさ、
インク持ちの良さ(1度インクを
付けるとハガキ1枚程度書ける)こと
から、瞬く間にイタリア・ドイツ・
フランス等世界中に広まったのです。


このペンの原理は、「毛細管現象」
を利用している・・・というんです。

この毛細管現象を発生させるガラスペン
の溝の開発には、2本の溝から始まり
徐々に溝の本数を増やし、試行錯誤の
上、日本のガラスペンは8本の溝に
なったのです。


この「毛細管現象」って、何ぞや??
と理解しないままに生きて来た私は
早速調べました。



「毛細管現象」とは?・・・。


繊維と繊維の「すきま」の様な
細い空間を、重力や上下左右に
関係なく液体が浸透していく現象を
いうんですって。


身近なところでは、植物が根っこから
水や養分を全身に運ぶ自然の力。

ハハ~~!!
なるほど~~!!


具体的には、液体中に細管を立てると、
管内の表面に対する液体の付着力と、
表面張力との作用によって、
管内の液体面が外部の液面よりも
上昇あるいは下降する現象。


この現象を「毛細管現象」と言います。




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ここまで聞くとですね・・・

私の記憶、”ボンヤリ”では
ありますが、小学校の理科の授業で
習った様な???

気がしております。


お恥ずかしい・・・。



話を元に戻しますと、


佐瀬工業所の先代、佐瀬米蔵さんと
妻のえんさんは、佐々木定次郎さんの
元で修行し、明治45年(大正元年)
に独立しました。

米蔵さん、えんさんの元で修行して
ガラスペン職人になったのが勇さん
であります。

昭和三十年からこの道一筋!!


明治から昭和までのガラスペンは
ペン先のみがガラスで、軸は竹軸・
セル軸・ラクト軸が主流だったのを、
平成元年に佐瀬勇さんによって
ペン先に使用していた8本の溝の
入った棒をバーナーであぶり、
独特のねじり模様をつけた「一体型」
を開発したのです。

その性能だけでなく見た目の美しさが
評判を呼んでいるのです!!


実は今わたし、ネットでこの美しい
《ガラスペン》を買っちゃおうかな!!
と本気で思っております。


これからも、

ズ~~~~~っと、

ズ~~~~~~~~~~っと、

この素晴らしい技を、次の世代に
継承していって頂ければっと・・・。


大変、せんえつでは御座いますが、

わたくしのお願いとさせて頂きます。




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